オーナーさんの想いを、事業とともに次世代に引き継いでいく
INTERVIEW 02
2022年入社/取締役CFO
桑原 光一
現在はどんな業務を行っていますか?
現在は、富裕層の資産や自社株をどのように次世代に移していくかといった事業承継にかかわるコンサルと、投資をするにあたって投資先の価値やリスクなどを調査するデューデリジェンス等のM&A業務や組織再編に係る業務などに携わっています。
事業承継に関しては、オーナーさんの想いを反映しながら進めていくことが多く、専門的なスキルだけでなく他社事例などの経験も必要になってくるため、若手メンバーだけではなく私も現場に出て取り組むことが多いですね。また、オーナーさんの想いやビジョンをきちんと次世代に移していけた企業が、より大きく成長しているのを目の当たりにしているので、まずはお相手の想いを汲むことを大切にしています。
オーナーさんの想いに寄り添うために、ニーズがどこにあるのかを把握することは特に意識しています。そのために、「今の課題感や困っていることはありますか?」とストレートに聞いてしまうこともありますし、普段の雑談の中で気になるキーワードがあったら気に留めておくこともあります。それでも、ニーズがいまいち掴み切れないときは、自分の中で仮説を立てたうえで、答えを導き出せるよう、コミュニケーションを重ねるようにしてます。
オーナーさん自身も自分たちのニーズを把握できていないこともありますし、ニーズには絶対的な答えがない。そんな中で、自分が立てた仮説や考えたことが、オーナーさんの悩みの解決につながったときには、やはり仕事のやりがいを感じますね。
入社したきっかけを教えてください
at A&Cに入社したのは、社長の富田に声をかけられたのがきっかけでした。富田と私は新卒で入社した監査法人時代の同期で、当時はお互いを全く知らなかったんですけれども、数年前に知人を介して初めて顔を合わせたんです。当時、富田は事業承継からM&Aまで幅広く関われる人を探していたのですが、たまたま条件に当てはまるのが私だったんですよね(笑)。
私はこれまでに転職を複数回経験していて、最初は大手監査法人で7年間ほど経験を積みました。その後は当時興味があった事業承継領域に強いコンサル会社に転職し、富裕層をメインとしたコンサル支援を2年ほど行うことになります。その後、中小企業の再生支援をメインとする会計事務所で3年ほど働き、at A&Cに入社しました。こうした多様なバックグラウンドを持っていたことが、成長過程にあるat A&Cのフェーズにマッチしていたのかなと思います。
また、私としても、まだまだ成長過程にある会社で、いろんなことにチャレンジできる環境があることに魅力を感じました。代表2人も年齢が一緒なこともあり、周りの意見を尊重しながら業務を進めてくれるフラットさを感じて、入社を決めました。
at A&Cの魅力を教えてください。
よくカジュアル面談などでもお話していますが、クライアントの幅が広いことが弊社の魅力だと思います。上場企業であれば15社ほど関わっていますし、事業承継においてもオーナーの資産規模は50億~1,000億円以上と、弊社くらいの規模でこのようなクライアントにサービス提供しているのは珍しいかもしれません。
また、さまざまなサービスを提供していることもクライアントの幅の広さにつながっていると思います。おかげでいろいろな専門スキルを学ぶ機会もありますし、多様な経験を積むことができます。
まだまだ小規模な会社なので、人間関係が比較的フラットですし、人と人との距離感が近いところも魅力だと感じています。自分が能動的に働きかけていれば、自分の意見も通りやすいですし、自分にとって心地良い環境に整えていきやすいという意味ではやりがいはあるかなと思っています。
人事部長を務める楠原に声をかけたのも、実は私なんです。弊社を組織で見たときに人事面の弱さを感じて、「ヒト周りの問題を解決してくれる人がいたら、より良くなるんだろうな」と考えたときに、真っ先に思い浮かんだのが彼でした。楠原とは以前の職場が同じで、東京本社と大阪支社という、それぞれの拠点で働いていたものの、相性の良さを感じていました。「いつか一緒に仕事ができたらいいですね」という話もしていたので、実際に入社してもらえたことは個人的にかなりうれしかったですね。
今後の目標を教えてください。
今の業務はコンサルがメインなのですが、リアルビジネスにもチャレンジしてみたいですね。自分自身で事業の運営をしたり、次世代の候補がいない会社にジョインしたり、株式を持って会社を経営したり。実際に事業を運営していくことで新たな知見が得られそうだという期待もありますが、自分がやったことがない領域にシンプルに興味があるんです。
これから一緒に働くことになる人に対しても、「この領域の人と働きたい」といった希望はとくになくて、むしろ自分とは全く違う世界を極めている人と一緒に仕事できたら楽しいんじゃないかなとも思っています。パーソナリティの部分で言うなら、誠実でポジティブな人。そうした方と一緒に働きたいですね。