ヒト周りの課題を解決し、社内外の組織力強化に尽力したい

ヒト周りの課題を解決し、社内外の組織力強化に尽力したい

INTERVIEW 01

2024年入社/取締役CHRO

楠原 信治

現在はどんな業務を行っていますか?

弊社の「ヒト・モノ・カネ」のうち、主にヒト周りの業務全般に携わっています。対外的には採用活動を、社内的には管理体制の構築やメンバーとの1on1や普段のコミュニケーションを通して、より社内エンゲージメントを高める環境を作るのが主な仕事です。

at A&Cの本社は白金台にありますが、私は大阪からフルリモートで参画しています。2024年3月までは非常勤でしたが、4月からは取締役CHROとしてフルコミットし、これまで以上に組織拡大フェーズにおける課題解決や強く柔らかい組織作りに携わっています。また、2024年夏に大阪事務所の責任者が入社することもあり、事務所の立ち上げもすすめます。

社員数が増え組織規模が拡大していくフェーズなので、今までうまくいっていたことがそうではなくなったり、違う感性をもったメンバーも入ってくるので、多様性を意識するケースも増えていくと思います。だからこそ、人事として組織を耕していくことにやりがいを感じています。

現在は、管理部門の強化・会社の仕組みづくりをはじめ、新たに策定した「ミッションビジョンクォリティズ」の社内浸透に力を入れつつ、組織拡大に向けた積極採用に取り組んでいます。私一人では完結しないことも多いため、他の役員、スタッフとも協業しながらカタチにしていく予定です。

入社したきっかけを教えてください

入社のきっかけは、先にat A&Cで働いていたボードメンバーに声をかけられたことでした。以前の職場が同じで、東京、大阪と離れた場所で働いていたものの、定期的にZoomで話すような間柄でした。

実は、私は2023年から、スタートアップで働きながら個人事業主としても人事コンサルティングを始めていたんです。そんな中、2月頃に「at A&Cの採用周りを手伝ってほしい」という相談を受けました。「いつか一緒に仕事ができるといいですね」と語っていたのですが、まさかat A&Cの採用周りを担ってほしいと言われると思わなかったので驚きました。ただ、予想より早く念願が叶ってとてもうれしかったですね。

その後、社長の有田との面談でも、現在の課題感や今後の施策、将来の展望、スケジュールなどについて意見交換をしました。彼らのビジョンに共感しましたし、良い関係性が築いていけそうだなと感じて、2024年4月から取締役CHROとしてフルコミットしています。

東京と大阪とで距離はあるものの、彼らにリアルに会うのは月に2〜3回ほどです。ただ、ほぼ毎日オンラインでMTGをしたり、東京に行ったときには一緒に食事をしたりと関係を構築できているので、入社前とのギャップを感じることなく働けています。

at A&Cの魅力を教えてください。

成長過程にある会社なので、物事が決まるまでのスピード感があることや、「会社をもっとこうしたい」と思える“伸びしろ”の大きさは魅力だと思います。

私はこれまで、資格の学校や大手総合広告代理店のグループ会社、会計コンサル会社、VRのスタートアップ会社など、規模・ジャンルともに多様な会社で働いてきましたが、at A&Cはボードメンバーとの距離が近いのがいいところです。ボードメンバーの中で唯一会計士ではない私も発言しやすく、また私の意見にも耳を傾けてくれる懐の深さは日々感謝しています。

今はまだ会社の人数が少なく、ちょっとした雑談の中で小さな課題に気づけるからこそ、解決策の実行に向けてすぐに動き出せるんです。未整備の部分が多いからこそ、自分の意見が反映されやすい余地も大きいと感じています。

大手企業で働いていた頃、私自身は物事の決断が早いほうだと思っていたのですが、弊社と同じようなフェーズの会社に転職したときの部下に「楠原さんは決めるのが遅いです」と言われてカルチャーショックを受けました。弊社も規模的には大きくないので自分で決めきる機会が多く、40歳を超えても、まだまだ成長したいと思わせてくれる環境があるのはありがたいなと感じています。

スピード感があることや、会社としての伸びしろの大きさは、成長過程にある企業にある程度は共通していることかもしれませんが、at A&Cには「この人たちのために頑張りたい」と思わせてくれる素敵な仲間たちがいることも魅力だと思いますね。

今後の目標を教えてください。

まずは、公認会計士の採用です。私が採用に携わってから5名の会計士がジョインしていますが、中期経営計画で掲げる人員にはまだまだ足りません。その間、税務スタッフや経理支援スタッフといったメンバーは定期的に採用できていますので、まずは公認会計士の採用に注力したいと考えています。

そして、同時並行で会社の制度やカルチャーを耕していきたいですね。現在の組織体制では、ボードメンバーである役員がいて、その下に、現場でプレイヤーとして働くコンサルタントや、税務スタッフ、経理支援スタッフがいるというラインになっていて、いわゆる中間管理職的なポジションの人が少ないんです。役員はフラットなコミュニケーションをとれる人たちばかりですが、現場で働くみんなの立場に立ってみると、直属の上司が役員クラスだと相談しにくい状況が生じることも、少なからずあると思っています。

そこで、今後は中間管理職の採用を強化するとともに、当面は私が役員とメンバーの間に立って風通しを良くする役回りができたらと思っています。もちろん、最終的には私以外にも、「この人には相談しやすい」と思ってもらえるような存在をどんどん増やしていけるといいですよね。

また、これは個人的な野望ですが、弊社のサービスラインナップに「組織人事コンサルティング」を加え、いちプレイヤーとしてクライアントに関わっていきたいです。IPOを目指す会社は資本政策や経理支援、内部統制構築へ比重が大きくなるため、「ヒト・モノ・カネ」の「ヒト」の部分にまで手が回らないことも多いと思うんです。だからこそ、そういった企業の支援もしていきたいですね。

私たちはまだまだ若い会社なので、これから整えていく部分も多く、大手の監査法人や事業会社から転職してきた人にとってはギャップが大きいかもしれません。ただ、自ら会社に変化を働きかけたいと思える積極性がある方や、これからどんどん変わっていく会社の変化を楽しめるような方にとっては、この上ない環境じゃないかなと思っています。失敗が前提になっていてもいいので、まずは1回チャレンジしてみたい人、また1から10まですべて誰かに聞きたいという人よりは、自分で調べてみてから相談するといった姿勢の人が入社してくれるとうれしいです。

※当ページに記載されている役職や内容は、インタビュー掲載2023年12月当時のものです。

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